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ぎゃらりぃ・茶ろん 杜々
「ぎゃらりーさろん とど」と読みます。住宅街にひっそりたたずむアットホームなギャラリー&カフェです。

ぎゃらりぃ・茶ろん 杜々

ぎゃらりぃ・茶ろん 杜々

中越地震で一部崩壊した、当時築102年だった栃尾の中野俣小学校の床板を使用したギャラリー&カフェです。
●〒新潟市東区東明4-3-22
●℡&Fax: 025-286-5334
●Open: 11~17時
●定休日:日曜日(連休を除き、祝日は営業日します)
●駐車場:4台(ご予約頂くと確実です)
●Email:gallery-salon-todo
@hotmail.co.jp
●地図などはこちらをクリック!
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植樹記念イベント in 繁窪

今日は定休日。

10時半に家を出発、
オーナーと一緒に栃尾の「繁窪」地区へ。

この地区は10年前から、
緑化活動「にいがた緑百年物語」にいち早く取り組み、
これまでになんと500本!以上のブナなどを植樹。
で、この度「繁窪」地区の皆さんが、
新井満さん創設の「千の風基金」より、
支援金を受けることが決まったそう。

で、今日、新井満さんを招いて、
「繁窪」で記念植樹が行われるとのこと。
区長さんにお誘いいただいていたので、
記念イベントにお邪魔しに行ってきました。

高速の黒崎あたりで、
栃尾市内で飲食店を営んでいる叔母にメール。
すると「店に寄ってお昼を食べて行けばいい」
と思わぬお誘い!
起き抜けすぐに家を出たため、
朝食も食べておらず、遠慮なく寄ることに。

お店に着くと、すぐ食べられるようになっていて、
久々にまともな食事にありつけました(笑)
20100620昼食

急いでかき込んで、会場へ。
イベント会場は、地区の集会場の裏手、
「いろり庵」下の広場です。
P6209711.jpg

周りは、360度山の緑に囲まれて、
こんなに遠くの景色を見たのも久々、
これだけ多くの木々の緑を目にしたのも久々、
空気や吹く風の味も明らかに違う!
P6209766.jpgP6209765.jpgP6209764.jpg
イベント会場の反対側は、
こんな緑奥深い、自然豊かな風景が広がっています。

イベント開始時間になっても、
新井満さんの歌のリハーサルやら、
地元住民と新井さんの記念撮影があったりして、
スタート時間がかなり押している(笑)

手作り感があるというか、
ゆったりした田舎時間という感じで、
なんとも癒される空気感が漂ってましたねぇ。

まずは「千の風基金」の皆さんが、
「いろり庵」脇で記念植樹です。
20100620いろり庵

20101020記念植樹

植樹が終わると、支援金贈呈です。
20100620式典1

司会は、以前ご来店くださった、
フリーアナウンサーの「新田あさこ」さん。
ハキハキと聴き易いしゃべりに、
臨機応変に対応される司会っぷりは、
さすがプロ!、お上手でしたねぇ。

基金より支援金を贈呈する「千の風基金」の皆さま。
20100620基金のみなさん
県の弁護士会会長?の弁護士さん、
医師、
元小学校校長、
日本酒「千の風」の蔵元さん、
新井さんの恩師、
そして新井満さんです。

ちなみに、大ヒット曲「千の風になって」は、
こちらの弁護士さんの奥さまの葬儀で、
友人でもある新井さんが、
30枚限定で作った配ったのが最初だそう。

区長さんのお話。
20100620区長さんのお話
新潟市内にご自宅がありながら、
繁窪の区長をされている郷土愛深き区長さん。
色々と地元のニュースを、
同郷のオーナーにお知らせくださいます。

今回10年の植樹活動が評価されて、
「こんなことになるなんて、
ほんと思ってもみなかったわ・・・」
と感慨深げでしたねぇ。

「偉業」、「功績」と言われるものは、
評価されようなんてしなくても、
後から評価が付いてくるものなのでしょうねぇ。

支援金の贈呈。
20100620基金授与
「いろり庵」脇に「藤棚を作る」という話を聞き、
当初50万円だった支援金が、
100万円に倍額されたそうです。
いつか藤棚を見に来なくちゃですねぇ。

地元から、基金の皆さんへ記念品贈呈。
記念品は、繁窪の彫刻家さんの額と、
20100620記念品贈呈1

地元産の新米の目録です。
20100620記念品贈呈2
昨年だったか、「繁窪」で採れた新米を頂きました。
10キロ5千円というお値段でしたが、
それに見合う美味しいお米でしたねぇ。

我が家では毎年、叔母に頼んで、
近隣の「半蔵金」地区の玄米を買っていますが、
この地域でとれるお米は、ホント美味しい。
やっぱりお水がいいんでしょうねぇ。

続いて、「中野俣小学校」の児童の皆さんの歌。
オーナーの50歳!以上下の後輩さんたちです。
20100620中野俣小学校の児童さん1

歌は、「緑の故郷(緑百年物語発祥の地)」。
緑百年物語のテーマソングでもあり、
地元の方が作詞、児童たちが作曲した曲です。
20100620中野俣小の児童の皆さん2

続いて、新井満さんタイム。
「千の風になって」の朗読&歌あり、
P6209749.jpg

大好きな石川啄木の詩に曲を付け、
「ラジオ深夜便」のテーマ曲にもなった曲や、
P6209750.jpg

今年の紅白出場を狙っているという(笑)、
新曲「この街」を、「繁窪」バージョンで歌ったり。
P6209754.jpg

P6209760.jpg
さすが作家さんだけあって、
トークでは、笑いのツボを押さえた内容だし、
歌もしっとり味わいがあって素敵でしたねぇ。

「千の風になって」は、
テノール歌手の秋川さんと新垣さんバージョンを、
それぞれのコンサートで聴いたことがありますが、
新井満さんバージョンの生は初めて。

やっぱり作曲者本人が歌う方が、
「ああ、こういう感じに表現したかったんだ」
と曲のニュアンスが伝わって、しっくりきましたねぇ。

最後は全員で「千の風になって」の合唱。
P6209762.jpg
爽やかな風に乗って、
まさに歌が吹き渡っていましたねぇ。

式典終了後は、
地元のお母さん方が煮た油揚げやら、
漬物やら、日本酒「千の風」を囲んで交流会。

オーナーを残して、私は「杜々の森」へ水汲みに。
P6209768.jpg

戻ると、まだまだ宴たけなわ(笑)
P6209771.jpg

帰りに「星長」さんによって、
「おぼろ豆腐」を買って帰りたいので、
先に失礼することに。

区長さんにあいさつに行くと、
区長さん、会場に展示してあった、
当店の床板を説明したパネルを取り外し、
なんと、当店にくださいました。
20100620パネル

実は、区長さんのご配慮とご提案で、
当店の写真パネルを掲示していただけることに。
私が店内などの写真を取り、データを送って、
事務局のMさんが作ってくださいました。

現地で初めて現物を拝見したのですが、
主要な写真パネルよりも大きくて恐縮するほど!
すごい立派でかつ素敵なパネルになってて、
当店の床板がどのようなものかが一目瞭然!
さすがにこれは自分では作れません。
Mさん、ありがとうございました!

区長さんとお話していると、
Mさんもいらしてくださって、
区長さんが、
「Mさんに聞かなかったけど、これ、あげたからね~」
と言うと、
「もちろん!、杜々のために作ったんだもん」
と言ってくださいました。

いや~、涙もの!のお言葉です。

さらに、オーナーが、新井満さんに、
「『ふるさとへ送る手紙コンテスト』では、
私の文を朗読してくださって、ありがとうございました」
と挨拶すると、
「マラソンやってるんだって?」
とおっしゃってくださったそうで、
どうもMさんが色々と情報提供してくださったよう。

さらにさらに、Mさんから、
「新井さん、『お店に行きたい』って言ってたから、
新潟に講演なんかで良く来てるから、
今度新潟に来た時、お店に連れて行くから」
と言っていただきました。

社交辞令だったとしても、
新井さんにそう言っていただいただけで、
ほんと感激で、光栄なことです。

Mさん、区長さんと皆さんに気に掛けて頂いて、
当店は本当に幸せ者です・・・。


帰りの車の中、ようやく小腹がすいたので、
今日の入場券(500円)と引き換えで頂いた、
繁窪のお米で作った?おにぎりを頂きました。
P6209774.jpg
実は最初、お腹も一杯ですぐに帰るつもりだったので、
入場券を買わないでいたら、
区長さんがわざわざ買ってくださいました。
ほんと粘りと甘みのある美味しいおにぎりで、
良く良くかみしめて、ありがたく頂きました。

それにしても・・・
昼間の陽がまだ高い頃、あまりの暑さに、
「あっちぃ・・・」
と無意識につぶやくと、
通りすがりにどうも聞こえてしまったおばあちゃんが、
「あっちーろー、中に入って休みなさ~い」
とよそ者の私を心配してくれたり、
「油揚げ煮たのあるから、食べてけて~」
と同じおばあちゃんが何度何度も声を掛けてくれました。

また、帰る前にトイレで空きを待っていると、
「混んでる~?」
と地元のおじいちゃんが声を掛けて来たので、
「男性用は空いてますよ~。
さすがに男性トイレは入れませんでしたー(笑)」
と冗談を言ったつもりだったのに、
「すまないね~・・・」
と、なぜかおじいちゃんの方が恐縮されてました(笑)

区長さんしかり、特に年配の方たちは、
すごく人懐っこいというか、
見ず知らずの私にも気を掛けてくれて、
気持ちが温かいというか、情が厚いというか・・・。

人と関わって協力しないと生活出来ないような、
豊かだけれど厳しい集落の環境の中で、
自然と育まれた「他人を思いやる心」なのでしょうねぇ。

そんな心があるからこそ、
同じように故郷の自然へも思いを馳せられるし、
当然のことのように、
植樹活動が行われてきたのでしょうねぇ。

翻って・・・・
「見知らぬ人どころか、顔見知りにも付いて行くな」
「甘い言葉にだまされるな」などと、
子どもに教えなければならないような町に育ち、
長いこと町暮らしをして来た私・・・。

地区のおばあちゃんに「あっちーろ~」と、
最初に声を掛けてもらった時、
不意のことだったとはいえ、
『え?!何?!何で?!』
と一瞬、条件反射的に警戒してしまいました。
悲しいかな、疑心暗鬼的モードが染みついている・・。

「繁窪」みたいな所で生活したら、
人はいいし、水も美味しいし、空気もいいし、
ストレスフリー的な環境のおかげで、
すさんだ心が多少は良くなるかも(笑)
ついでに、じんま疹体質も改善したりして。

今日は半日、緑に囲まれた空間に身を置いて、
区長さん、Mさん、「繁窪」の方々の心に触れて、
心身共に癒されました。ありがとうございました!
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