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ぎゃらりぃ・茶ろん 杜々
「ぎゃらりーさろん とど」と読みます。住宅街にひっそりたたずむアットホームなギャラリー&カフェです。

ぎゃらりぃ・茶ろん 杜々

ぎゃらりぃ・茶ろん 杜々(とど)

中越地震で一部崩壊した、当時築102年だった栃尾の中野俣小学校の床板を使用したギャラリーがあるカフェです。
●〒新潟市東区東明4-3-22
●℡&Fax: 025-286-5334
●Open: 11~17時
●定休日:日曜日・連休(単一祝日は営業日します)
●駐車場:4台(ご予約頂くと確実です)
●Email:gallery-salon-todo
@hotmail.co.jp
●地図などはこちらをクリック!
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メサイヤ

今日は午後から「りゅーとぴあ」へ、
「メサイア」のコンサートを聞きに行って来ました。
合唱に参加してらっしゃるお客さまより、
毎年チケットを頂いている恒例のイベント
&久々のクラッシクコンサートです!

開演の15分くらい前に、
会場付近に着いたら駐車場は満車!
仕方なく市役所の駐車場に車を止めて、
オーナーと二人でダッシュ!

「ホノルルマラソンで走らないで、
こんなとこで走るとはねぇ~(笑)」
「ここで走るために、歩いたのよ~」
PC190026.jpg
オーナーは、快調に飛ばして行きました(笑)。

私も10月にヘルニアになってから、
久々に走ってみましたが、やっぱり若干痛みがあり、
ウォーキングを始めるにはまだまだですねぇ。

ところで、桜のつぼみですが、
遠目で見ると気持ち赤みを帯びてましたねぇ。
暖冬で、冬を待たずして春の準備でしょうか。

会場に着いて、チケットをもぎりしてもらうと、
「何人様ですか」
「2人です」
「指定席が空いておりますので、
お座りになれますが」
「え?!、プラス料金は掛るんですか?」
「いいえ」
「じゃあ、お願いします!」
と、クリップで留められた、
席番号が書かれたカード2枚を渡されました。

席は、1階の13列席!
前回は、3回の一番後ろの席だったので、
かなり良い席に座れることに!
PC190027.jpg

演奏が始まると、
一気にヘンデルの世界ですねぇ。
宗教的な美しい音楽に、
字幕に映る歌詞はキリスト教独特の世界観。
オーナーは、
「一生懸命に読んだけど、やっぱり分からないわ~」
と言ってましたが、
前半の後半は寝てました(笑)

そうそう、カウンターテナーのソロは、
ほんと中性的な歌声で、まさに神秘的でしたねぇ。

約1時間の前半演奏後、15分の休憩。
珈琲(200円)とドーナッツ(100円)を買って、
スタンドテーブルでお茶タイム。
PC190029.jpg
テーブルにはミニツリーが飾ってあって、
この写真を撮っていると、
「どうも~」
と声を掛けられ、見ると、当店のお客さま。
「ご一緒してもいいですか~?」
「どうぞ、どうぞ!」

こちらの方も、知人の方が合唱に参加してらして、
割り当てのチケットを頂いて、
毎年のように聴きにいらっしゃるとか。

「頂いても、チケットに値段が書いてあるから、
恐縮しますよねぇ」
と言うと、
「コンサートが終わったら打ち上げがあるから、
『花束なんかは困る』っていうから、
お返しにお菓子とか持って行くんですけどねぇ。」
「へぇ、終了後に打ち上げあるんですか」
「・・・実は、私も花束探したんですけど、
ハワイのチョコを持ってきました。」
とオーナー。
「・・・ハワイ?」
北京、ホノルル話で近況報告していると、
休憩の終わりを知らせる音楽が。

後半は、たっぷり1時間半の演奏。
有名な「ハーレルヤ、ハーレルヤ」
が始まると、1、2、3階の客席の中に、
起立して聴くお客さんの姿がポツポツ見えました。

敬虔な信者さんなんでしょうかねぇ。
最前列の方で立って聴いている欧米人の女性は、
口元が動いているので、一緒に歌っていると思ったら、
ガムを噛んでるだけでした(笑)。

「ハレルヤ」が終わると、
会場を後にする観客が結構の数いて、
「コンサートが終わった」と思って帰ったか、
「ハレルヤ」が聴ければ良いと思ったか・・・。

いずれにせよ、「ハレルヤ」は、
何か特別な歌なのでしょうねぇ。
起立して聴く信者さんの姿を見て、
改めて「メサイア」は、
「一宗教の神をたたえる宗教音楽なんだよなあ」
と実感し、信者でもないのに同じ場にいて、
申し訳ない気分になりました。

最後は、第3部の「アーメン」で盛り上がり、
アンコールは、会場全員で、
「清しこの夜」を英語と日本語で合唱。
今年は、少年合唱団からの参加で、
少年ソロ?はありませんでしたねぇ。

お陰さまで、久々のホールで、
久々にクラッシクコンサートを楽しめましたが、
信者でもなければ、欧米人でもない現代の私が、
その旋律の美しさを味わえるというのは、
クラッシクの普遍的価値というか、
「こんな普遍的な価値を創造したヘンデルはすごい!」
と感心して家路につきました。
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