ぎゃらりぃ・茶ろん 杜々
「ぎゃらりーさろん とど」と読みます。住宅街にひっそりたたずむアットホームなギャラリー&カフェです。

ぎゃらりぃ・茶ろん 杜々

ぎゃらりぃ・茶ろん 杜々

中越地震で一部崩壊した、当時築102年だった栃尾の中野俣小学校の床板を使用したギャラリー&カフェです。
●〒新潟市東区東明4-3-22
●℡&Fax: 025-286-5334
●Open: 11~17時
●定休日:日曜日(連休を除き、祝日は営業日します)
●駐車場:4台(ご予約頂くと確実です)
●Email:gallery-salon-todo
@hotmail.co.jp
●地図などはこちらをクリック!
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11日~25日のおもな出来事

11日地震当日、朝から銀行へ行って、
前日に予約した海外航空券の入金。
実は18日から23日の予定で、
北京へ行くことになっていました。

が、午後の空いた時間に、
ネットで北京情報を検索していると、揺れが。
だんだん強くなるので、PCを抱えて外へ。

前の家の人も外に出てきて、
電線はゆらゆら揺れて、植木もワサワサ揺れて、
何かにつかまってないと立ってられないほど。

『これは中越地震並みだ!
震源地は大変なことになっているはずだ!』
と直感し、携帯のテレビを付けると、
津波6メートルの速報が。
それからは、お店を閉じて、テレビにかじり付き。

30分後には、東京の妹からメールで、
無事の知らせが届きましたが、
その後は、電話もメールも返事が無し。

心配していると、夜8時くらいメールで、
都心から練馬区まで、
徒歩で2時間半かけて帰りついたとか。
同じ方向の同僚と上司の二人が、
GPS機能の付いたiPhoneを持っていたそうで、
迷うことなく最短距離で家に帰れたそう。

それにしても・・・
またしても旅行代金を入金すると、
非常事態が起こってしまいました。
前回は、北朝鮮が韓国を砲撃でしたねぇ。

12日には、母の東京の友人から、
『極秘情報』が送られて来ました。

「ロンドンからの情報で、
東京が放射能で汚染されるから、
政治家やセレブは都内を脱出し始めている。
自分たちも沖縄の知人の所へ行くことにした。
今荷物をまとめている。
チケットが取れ次第、向かう。」

という内容でした。

政治家や経済界の著名人、
超有名な文化人にも人脈がある方なので、
『一般市民には公開されない情報が、
政治家たちは手に入るのか・・・』
とびっくりし、すぐに東京の妹に電話。

「都心を脱出する人たちがいるから、
何かあったらすぐに脱出したほうがいいよ」
「うーん、会社の指示待ちだからねぇ・・・。
その人みたいに自由には動けないよ」
ただ、都内で観測される放射能の単位が、
ミリシーベルトに上がったら脱出するとのこと。

13日の日曜日には、
オーナーがチョイ役で出演する、
「王瀬の長者」を観にりゅーとぴあの劇場へ。

開幕にあたり、
劇中で震災を彷彿とさせるような、
洪水、火災などの場面があること、
被災地への御見舞のコメントがありました。

劇中、火をつけられた貧しい村で、
母が犠牲に会って泣き叫ぶシーンや、
洪水に会う村のシーンでは、
現実の地震の被災者とダブってしまって、
リアルに必要以上に感情が反応してしまって、
静かに涙だけがボロボロ流れてしまいました。

最後のカーテンコールでは、
脚本家&出演者の方が、
「ホントギリギリまでやるかどうか悩みました。
みんな泣きながらやってました。」
と泣きながら挨拶してらして、
こちらも思わず貰い泣きしてしまいました。

14日には、出勤した妹からメールが。

福島出身の会社の後輩さんの実家は、
2年前に耐震補強工事をしたばかりで、
今回の地震で家の周りは家が倒壊したのに、
全く被害が無かったそう。

地震当日の夜は、ご近所21世帯60人!が、
こちらのお宅に避難して夜を過ごしたそう。
さらに、太陽光パネルの自家発電だったそうで、
停電だった地震直後も、普通に料理が出来たとか。

用心に越したことは無いのですねぇ。

15日には、
オーナーの東京の友人の方より、
珍しいものが色々と届きました。
900gのコーヒー豆と、
1.36㎏!のアーモンドチョコに、
P3180880.jpg

キッチン用のタオルと、
映画「トイレット」の試写会?で配られたという、
オリジナルメモ帳。
P3180886.jpg
外国製の珍しいものを送って頂いて、
ありがとうございます。

週が明けると、計画停電で都心の交通はマヒ。
新幹線も本数が減り時間が不確実。
それに加え、成田空港まではさらに不確実。

旅行社からは、
「前日入り、もしくは早めに空港着してください」
とメールが来ていましたが、
北京への出発日の前日と、
帰国の翌日の両方に予約が入っていたので、
前日入りもできないし、新潟着も遅らせられない。

高速バスやら色々時刻を調べたものの、
確実な陸路を確保できないので、
90%のキャンセル料と手数料を払って、
14日に旅行社にキャンセル・・・。

週が明けると原発事故が連日悪化の一途。

常連の方からは、
「泉田知事と知り合いだったよね。
柏崎原発を止めるように言ってくれない」
「あー、知り合いではありません」
「平山さんなら直接伝えられる?」
「いえ、直接は存じ上げないので・・・。
手紙を出したいなら、県庁の知事室とか、
県庁の広報窓口とかに行かれた方が・・・」
と、なんとも悲痛なお電話が来たり。

海外に居る親戚からも頻繁に電話が。
「日本にいる知り合いの外国人が、
エアチケット取ろうとしたけど、
成田全然なくて、これから神戸港に移動して、
今夜にも船で国外出るって」
「中国大使館が飛行機用意して、
今新潟空港から大量の中国人が出発するよ」
「各国大使館が、国外避難命令だしてるよ、
国外避難した方がいいよ!」などなど。

あまりに強力に説得してくるので、
16日には、試しにチケットをネット検索すると、
新潟発着の海外便はことごとく売り切れ。

HIS新潟に電話してみても、
新潟発着の大韓航空と中華航空が、
全て完売のため、海外便は全て完売。
「新潟発着は全て完売でした」
とメールすると、
「後悔したくないから、他の方法考えよう。
船便とか、成田発はほんともう無い?」
と返事が来たので、
試しに色んなネットでチケット検索すると、
「ANAで19日成田発、千歳経由、北京行き」
が予約可能。が、ビジネスで3人で73万!

「成田発なら73万で取れそうだけど、
クレジットカード決済だからダメ」
と電話すると、
旦那さんのカードが使えると言うので、
「本気で来るなら、手配するよ」
ということに。

「どうせなら東京の妹家族も一緒に」
ということで、仕事中の東京の妹に電話すると、
旦那さんに聞いてみるとのこと。

それから、母と父に、
「チケット取れそうだけど、どうする?」
と聞くと、
「何まだそんなこといってんの!?
私は残る。若いあんただけ行って来なさい」
と母。
「そんなことしたら、笑われっちゃうよ」
と父。
「はあ・・・。」

東京の妹からは、
「逃げるなら、旦那さんの実家の関西へ行く」
とのこと。

結局、国外避難はしないことになりましたが、
人の心理とは不思議なもので、
「命を考えたら、73万なんて安い」
と金銭感覚がマヒしてくるし、
「大使館が国外退避命令するってことは、
日本政府と福島原発は事実を隠ぺいしてる?」
と疑心暗鬼になったり、
チケットが全然取れない状況が続くと、
だんだん焦って来てパニックぽくなったり。

詳しい原発の知識や情報が分からない、
外国人の方々が、パニック的に海外避難したのは、
すごく分かる気がしますねぇ。
逆の立場なら、同じことしてます、きっと。

それにしても、
緊急時のエアチケットの高騰ぶりは異常!
足元を見てるというか、なんというか・・・。

1週間を過ぎた頃からは、
CNNや新聞などの海外メディアのHPを、
毎晩チェックするようになりましたねぇ。

日本のメディアが伝えないような、
遺体を写した写真や色んな視点から考察されてて、
「日本のメディアは、
事実の全てを伝えていないのかもしれない」
ということが分かりましたねぇ。

お店の方は、地震直後を除いては、
目立った変化はなく、皆さんご来店くださって、
2週目になるとほとんど通常に通りに。

22日には、
展示で何回もお世話になっていて、
現在の展示者のお二人をご紹介くださった方が、
お友達の方をお連れくださってご来店。

またまたお菓子を持って来てくださって、
いつもご馳走さまです。
P3220896.jpg
こちらの方は、次の日も別の方々とご来店くださって、
重ね重ね、ありがとうございました。

2週目に入っても、原発事故は終息せず。
息子さんが他の原発社員という常連さまがご来店。
「うちの息子、福島原発に行くことになったの。
特攻隊に息子をやる母親の気持ちだわよ・・・」
とおっしゃってましたねぇ。
被害拡大を食い止めようと頑張っている方々も、
いらっしゃるのですよねぇ。
原発社員のご家族の心境を思うと、せつないです・・・。

24日には、
初めてのママ&お子さまグループが、
キャンセルされることなくご来店くださいました。

ロールキャベツでのご注文でしたので、
久々に前日から仕込んでご用意しました。
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この冬「ロールキャベツ、やらないの?」
という声を何人もの方から頂きましたが、
昨年の猛暑の影響でキャベツが小ぶりで、
一回もランチにお出しできませんでしたねぇ。

ようやく春キャベツが出回り始め、
何軒目かのお店で大きいキャベツが手に入り、
ご注文に応えることができて良かったです。

24日には、
手作り惣菜がお得意な常連さまがご来店。
大きなインゲン豆を煮てお裾わけくださいました。
P3240900.jpg
いつもご馳走さまです。

この日、朝に大きなアラレが降りましたねぇ。
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アラレが降るや否や「写真撮らなきゃ!」と、
久々に心が動きましたねぇ。
地震から2週間近く経ち、
テレビもNHKを除いては通常だし、
やっとネットやブログを開くようになり、
メンタル的に少し元に戻りつつあるようです。

25日には、300万件以上のアクセスがあった、
「Honk if you Love Japan」
という動画を見ました。

日頃からお店のブログ以外は、
チャットとかツイッターとか、
他の方のページとか全く見ないのですが、
たまたま検索エンジンの今日の話題トピックで、
クリックしてみました。

彼らのユニークな行動力に感動し、
また、東日本震災に関して、
世界中からオンタイムで次々と書き込まれる、
書き込みコメントとそれへの応答コメントを読み、
こんなにも世界中の人々が、
心を動かしてくれていると感動し、
また深く考えさせられましたねぇ。

書き込む人の中には、
第二次大戦の日本の行為を持ち出して、
「当然の報いだ」など蔑視する内容もありましたが、
それに対しても、冷静に論旨したり、
今回の大震災を心から悲しみ、
また応援する声も多かったですねぇ。

村上龍の地震後、米国の新聞に書いた投稿文、
「我々は希望の種を撒いた」の「希望」は、
私には全く意味不明だったけれど、
「『国レベルでは対立したり不仲だったりしても、
こんなヒドイ災害に直面すれば、
市民レベルでは、そんな対立も吹き飛び、
世界中の多くが、一人間として同じ心を持っている!』
ということがわかったことが私の希望だ!」
と一人静かに感動しましたねぇ。

今日の夕方には、水原の方より、
またまた春の味を頂きました。
P3250909.jpg
「ふきのとう」と野生の「あさつき」だそうで、
今年初の春の味です!ごちそうさまです。

閉店後、片づけをしていると、
「今、山芋すったから、これから持っていくから、
夕飯食べないでよ~」
と栃尾の区長さんからお電話が。
20110325山芋&銀杏

付き立てのお餅のような山芋!
粘りが、長芋とは比べ物にならないですねぇ。
しかもすごい滑らかな食感で、
これだけ擦るにはさぞかし大変だったはずで、
恐縮しながら頂きました。ごちそうさまでした!

こんな非常事態の中も、
お客さまのご来店も、ほぼ通常通りでしたし、
展示者のお二人も何度もご来店くださいました。
ご来店頂きました皆さま、
本当にありがとうございました。

この2週間の間、お店が終わり、
家に帰って寝るまでニュースを見る毎日で、
想像絶する未曾有の大参事・大事故が次々起こり、
言語的に処理できず頭がだんだん固まってしまうし、
家族を失った方々の涙や家族を捜し周る姿を見ると、
先代チビを亡くした時の疲労感にさいなまれ、
意外に頭を酷使するブログのアップに、
1週間くらい気持ちが全く向きませんでした。

が・・・・
当店のブログをご覧の方々は、
基本的にあまりご来店されないので(笑)、
気が進まないのをいいことに、
2週目になってもアップサボっていたら、
ブログを見てくださっている西区の方が、
心配してくださって?、
「お店、やってんの~?」と電話をくださってから、
久々にご来店くださいました。

またアップがご無沙汰になったら、
カツ、入れてください(笑)。ありがとうございました。

以上、ご心配をおかけしました、
11日~25日までの主な出来事でした。
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